ストレスの暴走が止まらない

次から次へと困ったことが起きるのではないかと頭がいっぱいになる。

私はどうしょうもない程、不安で一杯になったのでした。

強烈なストレスに悩まされたのです。

私はかつてストレス性神経痛という奇怪な症状が出た時に、もっとストレスについて調べるべきだったのでしょう。
ストレスに備えることが出来た筈です。

その十年程の後、私はストレスの暴走に悩まされる事になったのでした。

ストレスが暴走し抜け毛が

NHKスペシャルのキラーストレスでは、私たちが自らストレスを悪化させてしまう仕組みについて解説しています。

参照 NHKスペシャルのサイト キラーストレス

 

以下は私の経験と暴走するストレスを止める方法について記します。

現在、ストレスに心痛めている人に、是非、参考にして頂きたいです。

 



 

 

私を襲った大きなストレス

私は3か月程の間、苦しみの中にありました。

それは急にやって来たのでした。
その時に受けた私のストレス体験について記します。

 

私を急に襲ったストレス

私を襲ったストレスの原因は息子の家出です。
いつもの様に仕事に行くと言って家を出て、戻らなかったのでした。

心配でいたたまれなかったです。
その時の概要は以下の通りです。

夜の街
 

繰り返された家出

家出したその日に警察の生活安全課に行き、失踪届を出しました。

「 前回、息子さんが家出をしたのはいつですか? 」

私は事情を話す前に、警察官は私にいきなりそう尋ねて来ました。

家出は繰り返される場合が多いからだそうです。
息子の家出は2度目でした。

前回は発見されるまで、1か月間かかりました。

今回は、お金を100万円程、持って出ているので、長期になる事が予想されました。

 

私を苦しめたマインドワンダリング

子どもがいくつになっても家出などした日には親は心が締め付けられる思いになります。

  • このまま一生、戻って来ないかもしれない。
  • 悪事に巻き込まれてしまうかもしれない。
  • 病気や怪我をして困っているかもしれない。

 
次から次へと心の中に悪い事柄が浮かび上がり、さらに膨らませて考えてしまっていました。

それでさらにストレスを感じてしまったのでした。

正しくストレスの暴走が私に起きました。
心配を止めれないのです。

眠れないし、眠れても浅い睡眠です。

だから疲れがたまって行きました。

そして髪の毛が抜け出したのでした。
手鏡で見ると頭頂部がはげて来たではないですか。

私は3か月もの間、昼夜問わず、マインドワンダリングに悩まされ続けたのでした。

私を襲ったマインドワンダリング
 

ストレスが起きる前に起きた変化

息子の家出で私に起きたマインドワンダリング、実はその前に私に起きた変化が2つありました。

NHKスペシャルのキラーストレスでは、変化こそがストレスを引き起こすと紹介しています。

身の回りに起こった変化により自分がどれだけストレスをためているか?
ストレスの蓄積度合いを確認するストレスチェックが公開されています。一度、試してみてはどうでしょうか?

参照 NHKスペシャルのライフイベント ストレスチェックシート

 

私自身では、私に起きたライフイベントをそれ程大きなストレスに思っていなかったのですが、気づいていなかっただけなのかもしれません。

ストレスが重なった事がマインドワンダリングを引き起こす一つの要因であったかもしれません。

それ故、その2つの変化を記して置きます。

NHKスペシャル キラーストレス

 

3か月前の離婚

息子が家出をする3か月前に妻が家を出て行きました。
私たちは離婚したのでした。

息子が家出をして本人の持ち物を見た時、辞職願が出て来ました。
勤め先を辞めようとしていたのです。

妻が家を出て行こうとしていた頃、息子は既に精神的にまいっていたのだと思います。

そんな心の状態だったので、妻が近づいてもまともな会話にならなかったのでしょう。
妻は息子に辛く当たる事が多かったので、息子は避けていた様です。

 

私は離婚には反対していたのですが、離婚した時は、寂しさと同じ程、安らかな気持ちでもありました。

普通に考えれば長い結婚生活を終わらせることは大きな変化でしょう。
だから、それなりに私にも息子にもストレスがあったのかもしれません。

夫婦関係イメージ
 

労働基準監督署への訴え

私が離婚する3か月程前に判明した事があります。
息子が務めていた会社がとんでもないブラック企業だったのでした。

その工場には就業規則がありませんでした。
息子は休憩時間もなく、立ちっぱなしで勤務していたのでした。

それが分かったのは、息子の話の中で食事をしていない事が分かったからです。
普通、お昼には昼食を食べるでしょうに、休みなく勤務しているというのです。

しかも、3交代勤務でしたから、午後から勤務の時には夕飯も食べていないと言うのです。

その工場は熱処理をする機械がありましたから、夏は工場内は高温になります。

汗びしょびしょになりながら、息子は立ち仕事をしていたわけです。

夜も操業している工場
 

それを知り、私は息子を連れて労働基準監督署に訴えに行ったのでした。

労働条件の改善をしてもらいたかったのでした。

その工場は労働基準法違反は明らかでしたが、現実は難しいのでした。

労働基準監督署は強力な権限を持っているのですが、職員がわずかしかいないのです。

対応してもらうのに時間がかかるとの事でした。

 

私が心配し色々と息子のことを考えていたからか?
息子は私にも内緒で会社を退職しようとしていたのでした。

ところが、なかなか退職が認められず悩んでいたのでした。

 

ストレスの暴走が終わった時

私のマインドワンダリングは一本の電話で終わりました。
息子が警察署に保護されたのでした。
家出をして3か月後のことです。

一回目の家出の時は、警察が息子を見つけて保護したのですが、二回目は本人から警察に保護を求めて来たのでした。

100万円も使い切り、お金もなく空腹に耐えきれなくなり、警察に出頭したというわけです。

電話があったのは夜9時頃、300Km遠くの警察署からでした。
その時間では車で迎えに行くしかありません。

暗い中、私は高速道路を通って車を走らせました。

夜中の高速道路を走る
 
夜中の2時過ぎに警察署に着くと入口の長いすに息子は寝ていました。

息子の一度目の家出で警察署に迎えに行った時と同様、涙が出て来ました。

安堵と怒り ・・・

複雑な気持ちでしたが、嬉しさが遥かに勝っていました。

 

想像する・考えるとストレスは暴走する

NHKスペシャルのキラーストレスでは、マインドワンダリングの研究について紹介しています。

現代においては、マインドワンダリングは多くの人が陥り易い状況だと指摘しています。

2010年にハーバード大学で行った調査によると、
人は起きている時間の半分近くを過去や未来について思い巡らせていると分かったのでした。

人は起きている時間の半分近くを過去や未来について思い巡らせている
 
私たち人間は記憶力や想像力を使い考えます。過去の経験から学び将来に備えようと努めます。

人間であるが故にそれこれ考えてしまうことがストレスを暴走させやすくしていると言うのです。

 

私はマインドワンダリングに陥り易かった!?

ストレスを感じ易い人とそうでない人がいるのはどうしてだろうか?

NHKスペシャルのキラーストレスでは、この疑問に世界で研究が行われていると示しています。

その一つが遺伝です。
実際、遺伝によりある神経伝達物質は多く生成される人とそうでない人がいる事が分かったと紹介しています。

この様にストレスに関わるいくつかの物質が遺伝により影響を受ける事が確認されているそうです。

子ども時代のストレスがマインドワンダリングを起こし易くする
 
さらに、子ども時代のストレスの影響が大人になって現れる事も研究により確認されているとの事です。

つまり、私の場合、幼少期から中高生頃までストレスと共に成長して来ました。

私の脳はマインドワンダリングを起こし易い状態になっているのかもしれないのです。

参照 私がストレスに弱い理由

私がストレスに弱い原因・理由
かつての私は、”瞬間湯沸かし器”などと陰で言われる程、すぐにイラついてしまっていました。 その反面、落ち込みやすい ・・・ お恥ずかしい話ですが、これまで人間関係でトラブルを多く起こして来ました。 それなにのも関わらず...

 

マインドワンダリングを止める方法

NHKスペシャルのキラーストレスでは、ストレス対策としていくつかの有意義な方法を示しています。

その中でもマインドワンダリングを回避する方法として、マインドフルネスを紹介しています。

マインドフルネスの詳細については、具体的なストレス対策を示した、このサイトの第2章でまとめたいと思っています。

ここでは、NHKスペシャルのキラーストレスで紹介されたマインドフルネスの実践方法等を示しておきます。

とても簡単ですので、誰でも実践できると思います。
私がマインドワンダリングに苦しめられている時、このマインドフルネスを知っていればと悔やまれます。

それだから、是非、多くの方が試みて頂きたいです。

 

マインドフルネスのやり方

マインドワンダリングの状態では過去や未来についてあれこれと考えてしまっています。
マインドフルネスでは今現在に集中します。

それによりマインドワンダリング状態から脱します。

とても簡単で、どこでも出来ます。

以下、実践方法です。

マインドフルネスを実践する
 

背筋を伸ばし、自然に座る

床でも椅子でいいので自然に座ります。
背筋を伸ばします。あぐらをかいても良いので、楽な姿勢で座ります。

 

目を閉じ自然に呼吸をする

目を閉じ、自然に呼吸します。

マインドフルネスを実践する
 

雑念や感情から封印し、呼吸に注意を向ける

意識を呼吸に集中します。
胸やお腹のふくらみを感じます。

「買い物をし忘れた。」などの雑念や感情を封印します。
ひたすら、呼吸する自分の体に注意を向けます。

 

体全体で呼吸する

深く呼吸し、吸った空気が手足や頭などに行き渡る様を感じようとします。

 

体の周りや空間に注意を広げていく

さらに体の周りの空間に注意を広げていきます。
温度や湿度、風、音なども感じとろうとします。

瞼の裏に注意を向け、そっと目を開けてマインドフルネスを終了します
 

目を開き終了する

瞼の裏に注意を向け、そっと目を開けて終了します。
番組では終了の合図として、チーンと澄んだ心地よいチベットベルの音を鳴らしてもらっていました。

きっと心穏やかな気持ちになることでしょう。
職場で上司にしかられたりした嫌な思いから、解き放たれるでしょう。

チベットベル

 

マインドフルネスの効果

マインドフルネスのルーツは仏教や禅宗にありますが、宗教色は一掃されています。

ストレス低減法として世界に広まっている瞑想方法です。

NHKスペシャルのキラーストレスでは、
研究結果としてマインドフルネスを実施する事により、私たちの脳の器官が改善される変化が起こる事が分かってきたと記しています。

  • 海馬が大きくなる
  • 扁桃体の一部が減少する
  • 前頭前野の一部が活発になる

私の様に幼少期にストレスを受け、海馬が小さくなり扁桃体が大きくなっているかもしれない人にとっては、マインドフルネスは治療方法でもあるわけです。

マインドフルネスは脳に良い影響を与える
 

また、脳以外でも、マインドフルネスにより慢性炎症を起こす遺伝子の活動が抑えられることも分かって来たと記されています。

肥満、動脈硬化、老化に好影響を与える事になります。

さらにマインドフルネスによりストレスホルモンのコルチゾールが早く正常値に戻る事も確認されているそうです。

 

マインドフルネスは気晴らしではなく、
科学的にも効果が確認されているストレス対策であるという事です。

私は毎日、マインドフルネスを行う様に心がけています。

 

 

マインドワンダリングとその治療方法のマインドフルネス

  • 悪い風に想像してさらにストレスを感じてしまうマインドワンダリング
  • 生活や暮らしに起きた変化がストレスを引き起こす
  • 人は起きている時間の半分近くを過去や未来について思い巡らせている
  • 人間であるが故に考えてしまうことがストレスを暴走させやすくしている
  • 遺伝によるストレスを感じ易い人とそうでない人がいる
  • 子ども時代のストレスの影響で大人になってストレスを感じ易くなる
  • マインドフルネスでは今現在に集中ることによりマインドワンダリングから脱する
  • マインドフルネスはどこでも簡単に実践できる
  • マインドフルネスはストレス低減法として世界に広まっている瞑想方法
  • マインドフルネスにより、脳の器官が改善される
  • マインドフルネスにより慢性炎症を起こす遺伝子の活動が抑えられる
  • マインドフルネスによりコルチゾールが早く正常値に戻る

 

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ストレスで悩む人の為の健康法と私のストレス体験記