キャベツってそんなに凄いの?
ヨーロッパでは「貧乏人の医者」とも言われているそうです。
キャベツを食べると元気になるし、気分も落ち着かせてくれる!
ピタゴラスはそう言っていたといいます。
実際、キャベツはビタミンやミネラルが豊富です。
ストレスで健康に自信を持てない方は、キャベツを薬として積極的に食べるとイイと思います。
キャベツにはどんな効能があるのか?
特筆すべき、胃腸、がん予防、肝臓の3つの効能を下記にまとめてみました。
薬の様な効能があるキャベツ
ストレスで弱まった胃腸などを助けてくれるキャベツ
キャベジンと聞くと私は胃腸薬のキャベジンコーワのことだと思っていました。
キャベジンはビタミンUの別名です。
名前から分かる様にキャベジンはキャベツから見つけられたとの事です。
キャベジンは薬になる程の効能があるというのが驚きです。
キャベジン(ビタミンU)は粘膜を強化してくれるのですって。
胃だけではなく腸や十二指腸などの粘膜に作用してくれると言います。
また、キャベジン以外にも、キャベツにはイオウと塩素が含まれているそうです。
イオウと塩素は胃腸を浄化する作用があるとの事です。
勿論、野菜ですから食物繊維も含まれ、整腸効果も期待できるとの事です。
ストレスが胃腸に来るという方には、キャベツは薬の様にして食べると良いでしょうね。
キャベジン(ビタミンU)は熱に弱いというので、出来ればキャベツをサラダとして摂取したいです。
キャベツはがん予防 ナンバー2!?
日本人が一番不安に思う病はがんですよね。
キャベツはそのがんにも効果があると示されています。
世界で認められているというのが凄いです。
デザイナーフーズ・ピラミッド
1990年にアメリカでデザイナーフーズ・ピラミッドが示されました。
食品のがん予防に対する重要度を表したものです。
そこには、にんにくががん予防の可能性が最もあるとピラミッドの頂点に位置しています。
その次、ナンバー2がキャベツです。
ヨーロッパだけでなく、アメリカでも凄さを認められているということです。
イソチオシアネート
キャベツに含まれているイソチオシアネートは、発がん物質を無毒化する働きがある物質が含まれているとの事です。
他にもキャベツには白血球を活性化させたり、がん予防に効果があると言われている硫黄化合物があるそうです。
それらは熱に比較的強い物質なので煮る・炒めるといった調理方法でも摂取できるそうです。
・・・ という事は、ロールキャベツ、ホイコウロウ、ミネストローネなどががん予防になるのですね。
但し、煮汁に溶け出るので、汁も残さず摂取する様にした方がイイとの事です。
ビタミンC
また、キャベツにはビタミンCも多く含まれています。
ビタミンCは発がん物質を抑制し、抗がん作用も期待されています。
ビタミンCは熱に弱いので、生で摂取した方が良いという事になります。
キャベツをジュースにすると良いと言われているのは、ビタミンCが摂取し易いからでしょう。
キャベツは肝機能も高める
キャベジン(ビタミンU)には胃腸だけでなく、肝機能を強化する効果がある事が分かっていると言います。
肝臓内の余分な脂肪を代謝したり、たんぱく質の合成を助けるのですって。
また、キャベツにはグルコシノレートという酵素が含まれているそうです。
血液をサラサラにする働きがあるそうです。
さらに肝臓の解毒作用を高める作用もあるそうです。
このグルコシノレートはキャベツが生のままだと分解されてしまうと言います。
だから、加熱してキャベツを調理すると摂取出来るそうです。
私のお勧めのキャベツの食べ方
キャベツは比較的安い野菜です。
それが凄い効果があるというのですから、是非、毎日摂取したい所です。
上記をふまえると私は以下の様な摂取の方法が良いと思います。
キャベツに含まれるキャベジン(ビタミンU)やビタミンCは熱に弱いです。
一方、グルコシノレートは生で摂取しようとすると、他の酵素により分解されてしまうそうです。
それで、キャベツの効能を余すところ無く摂取するには、どうしたらいいのか?
私のお勧めは、キャベツのサラダや酢キャベツです。
酢キャベツはキャベツを酢に漬けて置くだけなので、簡単に作れます。
酢をキャベツサラダにかける事により、グルコシノレートを分解する酵素を抑制する事が出来るそうです。
一度に沢山食べるのではなく、薬のつもりで、少量にすれば、毎日つづけられそうです。
外食でとんかつを食べる時なども、キャベツに酢やドレッシングをかけて、積極的に食べる様にしたいですね。
薬として毎日食べたいキャベツの効能
- キャベジン(ビタミンU)が粘膜を強めてくれる
- イオウと塩素が胃腸を浄化してくれる
- キャベジン(ビタミンU)は熱に弱いのでサラダとして食べるのがお薦め
- キャベツはがん予防になる食べ物ランキング ナンバー2!
- キャベツに含まるイソチオシアネートが発がん物質を無毒化
- 他にもキャベツにはがん予防に効果がある硫黄化合物が含まれる
- キャベツに豊富なビタミンCは発がん物質を抑制し、抗がん作用も
- キャベジン(ビタミンU)は肝臓を強化する作用もある
- キャベツに含まるグルコシノレートが肝臓の解毒作用を高める
- グルコシノレートはキャベツが生のままだと分解されてしまう
- キャベツの効能を全て享受するには生のキャベツに酢をかけて食べるのがお薦め